図書館で予約

大学生協の本屋で今更ながら「電車男」という本の存在を知った。掲示板そのままのスタイルの本文をものめずらしく感じる。店頭のPOPによると感動作らしい。最近は古めでしかも感動というより機転を楽しむような話ばかり読んでいたので、たまには新刊のベストセラーもいいなと思い、そのままレジへ…ではなく、地元の図書館に向かった。お金ないもーん。そこの蔵書検索機で「電車男」を探す。あったあった。…え?予約470件!?私はしばし呆然とした。同じようなことを考えたやつが先に470人もいたのである。ここであまりの多さに怖気づいて諦めるなど言語道断、負けてたまるか!私は決然と「予約」ボタンを押した。こうなったら我慢くらべだ。本が届いたころにはもうどうでもよくなっているかも知れないことはこのさい考えない。とにかく耐えるのだ。本が回ってきた暁に、ひとりでニヤリと勝利の味を噛み締めるのだ!
…読みたいなら素直に買えばいいのに。最近図書館ぐせ(?)がついてしまって、どうも新刊書店で本を買う気が起きないのだった。